ペーパークイリングの誕生秘話
みなさんは、ペーパークイイングの作品を見られたことがありますか?先日、ダイソーへ行ったら、文房具の辺りの看板がペーパークイイングでとても素敵に仕上げられていました。店員さんが作られたのかな?今流行りなのかな?と考えながら見ていました♪
細長い紙をくるくると巻き、素敵な作品となるペーパークイリングの作品です。今回のご紹介は、「みぴりんちゃんねる」さんの作品で、Welcomeの文字の周りに春のお花がちりばめられています。
今回は、ペーパークイリングの歴史について調べてみました。
ペーパークイリングの歴史
ペーパークイリングはいつごろ、誰が始めたのでしょうか?
ペーパークイリングっていつごろ誰が始めたのかな?
ペーパークイリングは、ルネサンス期のヨーロッパにあった修道院で広まったとされています。それまでも宗教画や祭礼用具を金属のクイリングのような装飾で飾ざることがあったようです。しかし、貧しい修道院では高価な金属で装飾をすることはできませんでした。
そこで、修道女たちが古くなった聖書の紙を使って、聖書の表紙や宗教画の周りを装飾し始めたといわれています。アイディアと工夫でお金をかけなくても華やかにしようとする気持ちが素敵ですね。
古く使われていた道具は?
ペーパークイリングでは、メインとなる道具に紙を巻き付けるための棒があります。現代では、「クイリングバー」や「クイリングツール」と言われている道具を手芸店で購入することができます。先端は紙を挟むことができるようになっていたり、中には電動であったりと様々な工夫がされている道具があります。
お手軽に家でクイリングにチャレンジしてみようという人は、つまようじを利用している人もいるようですね。道具を買わなくても、まず少し試してみたいという人にはとても最適な道具ですね。
それでは、古い時代のクイリング初期には、どのような道具が利用されていたのでしょうか。その頃は、何と鳥の羽を利用していたようです。
修道院の女の子が羽ペンの細い部分に紙を巻いて作っていたと言われています。現代のつまようじと一緒で、身近にある道具を使おうという考えがすばらしいですね。
ペーパークイリングで何を作る?
今回の動画では、Welcomeボードの作品でした。こんなに大きなものは難しそうだという人は、誰かへのプレゼントカードもいいですね。カラフルな色のぺーパークイリングはプレゼントにもピッタリです♪
100均に小さな額が売っていますが、そこに小さなお花クーイングを作って飾るというのはいかがでしょうか。大きな作品も小さな作品も工夫次第で作れるところがペーパークイリングのよいところでもありますね!