タント紙とビーズでつくる雪の結晶
紙でつくった雪の結晶は、きらりと光る透明ビーズが5つ使われていてとても素敵ですね。
今回は、「紙工作ペン」さんによる素敵な紙製の雪の結晶の作成動画の紹介です。
正面から見ても綺麗なのですが、動画の中で様々な方向から見た様子があります。どの方向から見ても品がよく紙でできているとは思えない作品ですね。
途中、紙を楊枝でしごいたり、巻き付けたりするシーンもあり、ペーパークイイングのようです。形を綺麗に作るために角度シートを利用されていたり、参考になる点がたくさんあります。
今回は、この動画の作品と合わせて、紙について紹介したいと思います。どんな紙が最適か考えて自分なりの作品作りをしてみてください。
どんな紙を利用している?
今回の動画では、「タント紙」というものを利用されていました。
「タント紙」ってどんな紙なのかな。
タント紙は、紙の表面に小さな凹凸があるエンボス加工をされている紙で、ファンシーペーパーと呼ばれる紙の一種です。ファンシーペーパーは、見た目や触り心地などに特徴がある紙のことを指します。
タント紙は、紙の表面に凹凸の加工があるため、触り心地もやわらかさがあり、見た目もあたたかな風合いとなっています。
また、タント紙の「タント(Tanto)」は、イタリア語で「たくさん」の意味があるそうです。「タント(たくさん)」と名がついた理由は、色数がとても豊富であり200色くらいあります。
タント紙の一般的な厚さが0.13㎜や0.18㎜と画用紙と同程度か少し薄いものが多いようです。
タント紙のエンボス加工
表面がデコボコしているのがわかりますか?これをエンボス加工といいます。キッチンペーパーの表面もよくエンボス加工になっているのを見かけます。
タント紙のエンボス加工は、メーカーやシリーズによって粗目のもの、精密なものがあるようなので、目的に合わせて選んでみるのもいいですね。
100均でタント紙は売っている?
100均でもタント紙は見つかるようです。ただ、「タント紙」と大きく表示しているわけではなく、「クラフトペーパー」など書いてあり、どこかに小さく「タント紙」と書いてある場合があります。
試しだから、100均で探してみたい!という人は、工作コーナーのカラー用紙があるところで、エンボス加工になっいるものがないかを見てみるといいですね。
ただ、今回の動画のような雪の結晶をたくさん作ってツリーに飾りたいという場合、「白色」ばかりがいるので、文房具店で色指定で何枚かを注文した方がいいかもしれませんね。
みなさん、素敵な雪の結晶を作ってクリスマス準備をしてみませんか?