レジンのモールドは購入する?自作できるの?
今回は、「MAICO」さんの動画のご紹介です。青い空と白い雲が透明ボールの中に閉じ込められたような、いつまでもいつまでも眺めていることができそうな素敵なレジンです。青いそらにふんわりと浮かんだ雲が魅力的で、同じものはできないこの世にたった1つの作品ができあがっています。本当に素敵です!
この動画の中では、丸いレジンボールを作るためのモールドが登場します。空と雲の球体がモールドの小さな穴からボコン!と出てくるのは、とっても感動的です♪
レジンでは、混ぜたり、型を作るためにモールドが使われます。今回は、レジン制作で使われるさまざまなモールドについてまとめました。
モールドとは
モールドとは、溶融した材料(金属や樹脂)を型に流し込み形を成形する型や枠のことを指しています。レジンでは、主にレジンを流し入れ型を作る容器です。レジンの制作途中では、このモールドを利用して色を混ぜる容器として併用している人も多いですね。
材質は主にシリコンで、熱に強くレジンが硬化した後、外しやすいようになっています。
レジンのモールドには、上の写真のように大きさが様々なもの、形が様々なものがあります。また、動画のように立体的なものに対応したソフトモールドというものもあります。ソフトモールドは、動画のようにモールドが変形するので、硬化したレジンが取り出しやすくなる利点があります。ただ、逆にデメリットとしてモールドが変形してしまいため、繰り返しの使用回数が少なくなってしまうものもあります。
モールドの選び方
お菓子用や粘土用などにもシリコンモールドがあります。でもレジン用としては使えないものがほとんどです。レジン用のモールドとしての必要条件は、
① 透明か半透明で光(UV)を通すものであること
➁ 耐熱性であること( レジンが硬化時に熱を発するため、エンボスヒーターを使うため等の理由)
③ モールド容器の内側がつるつる(鏡面)であること
やはり、「レジン用」の表記のあるモールドを選ぶ方が間違いないですね。「③つるつる(鏡面)」については、レジン用の中でも差があり、やはりつるつる(鏡面)のものは、透明度が高く仕上がります。
自分でつくるモールド
「おゆまる」「イロプラ」などの商品を利用すると、自作のモールドをつくることができます。これらの材料は、お湯で80度くらいに暖めるとやわらかくなり、温度が下がるとプラスチックのように固くなります。
型を取りたい材料を用意し、80度くらいにあたためた「おゆまる」「イロプラ」を押し付けて、型をとります。80度は以外と熱いです。やけどには十分注意してください!
その型にレジンを流し込めば、もとの材料と同じ形のものができあがります。こんなモールドないかな~と探すのも一つですが、自分でつくってしまうという手もあります。( ただし元にする材料と同型のものができるので、著作権に注意してくださいね)
「おゆまる」「イロプラ」は80度の温度でやわらかくなるので、何度でも使うことができます。様々な自作のモールドを作って楽しんでみませんか?