ワイヤー作業に目の保護しないと大変なことになりますよ💦(体験談)

レジンのハンドメイド工程では、ワイヤーを利用する方も多いと思います。我が家の旦那は、レジンのワイヤー加工ではありませんが、DIYで鉄を加工しているときに、鉄粉が目に入り医療処置を受けることになりました。今回は、その時の体験談とPOPKUROさんの素敵なレジン動画のご紹介をしたいと思います。

今回のPOPOKUROさんの動画では、ワイヤーとレジンでつくった素敵な雨傘チャームを制作しています。レジン用の半円形のモールドをうまく利用し、立体的な傘のチャームを作って見えます。半透明のグラデーション傘は、透明感があってとっても素敵ですね。

POPKUROさんは、動画のコメントで「※針金を切るときは切れ端が飛んで目などに当たらないように保護メガネをかけるなどしてご注意ください」と注意喚起をしっかりされています。

このくらいは、大丈夫!と思わずに、ゴーグルや保護メガネで目を保護する注意喚起になればと思います。ただ、いつものハンドメイド作品の話とは異なり医療行為の話も入っていますので、そういうのが苦手な方は、この記事はパスしてくださいね。

どんな作業で目に鉄粉が?

我が家にはなぜか、穴を開ける専門的な卓上ボール盤という工作機械があります。この機械を利用して、旦那が鉄の素材に穴を開けていました。なんと、目の保護なしで😢

電気で動く器械なので、先端の刃の回転はかなり高速になります。やはり、鉄くずが飛んでしまいました。そして、不運にも目に入ってしまったのです。

目が痛くなり、水洗いしたり目薬をさしたりしましたが、目の痛みは減らず、充血してきました。鏡でよく見ても、素人には鉄粉があるかないかはわからない状態でした。半日後、やはり目のごろつき感が治らないので、医者へ行くことにしました。

医者の診断は・・・・

近くの眼科へ行きました。古くからある老舗の評判のよい眼医者さんです。状況を話すと、先生から「角膜鉄片異物ですね。角膜に鉄粉が刺さっています。鉄粉の除去と、錆が出てくるので刺さった周りの角膜を除去します」と言われました。

鉄は摂取が必要なミネラル成分ですが、さすがに角膜に刺さった鉄は人体には毒にしかならないようです。角膜に刺さった鉄は30分程度で錆はじめ、まばたきしても目から取れにくくなるそうです。72時間経つと、角膜が溶け、網膜に達する場合があります。そうなると、さらに視野に障害が出る可能性が高くなるようです。

とても怖いです。鉄が目に入った場合は、錆が広がらないように早く受診を考えましょう。放っておくと重大な障害が残る場合があることをしっかり考えて早めの対処をしましょう。

治療は?

まず、麻酔の点眼薬をします。そのまま少し待って麻酔が効いたころ、医師が顕微鏡のついた装置で見ながら異物を取っていきます。麻酔が効いていて痛みはなかったようですが、目はうっすら見えています。目に向かって針や処置用器具が近寄ってくるのは本当に怖かったようです。

旦那はとくに、定期健診の採血でも貧血を起こしたことがあるほど、注射針が苦手です。目に針が近寄ってきて、ゴソゴソ作業をするなんて気絶しそうな状態だったそうです。

鉄粉を取り除いたあとは、ドリルのようなもので回りを削りました。その後、抗菌剤や軟膏の点眼をしてもらったようです。怖かった旦那は案の定、処置後しばらくベッドをお借りして横になってきたようです(笑)

私は献血に何回も行っていたほど針は平気な方ですが、それでも針が目に迫ってくるとなると確かに怖いなと思いました。

ゴーグルや保護メガネをしましょう!

鉄を扱う作業は怖いなと思います。ゴーグルや保護メガネ、せめて100均の伊達メガネでもよいので、ワイヤーを扱うときは目を保護してほしいなと思い、記事にしました。