手のひらにちょこんと乗るトイプードルがかわいい~♪

とてもかわいらしい手のひらにちょこんと乗る毛糸製のトイプードルです。「トイプードルのまぁくんと主婦の日常」さんが、前編、後編に分けて作り方を紹介されています。

トイプードルのもじゃもじゃした毛並みがとてもかわいらしいです♪ぜひ、動画をお楽しみください。また、今回のページでは、羊毛フェルトに利用される「羊毛」についてまとめていきます。

羊毛フェルトの素材は?

羊毛とは、漢字の通り「羊の毛」のことです。品質表示でウール100%と表示されていれば、羊毛だけでできていることがわかります。

ウールは空気を取り込み温かさがあり、また、撥水性や放湿性にも優れています。一方で、水に濡れると縮みやすい点や虫にくわれやすい点が注意点です。

ここでは、羊毛の中でも、代表的な3種類についてその特徴をまとめます。

種類原産国特徴
メリノスペイン現在はオーストラリアが主な産地です。柔らかさ、発色のよさに優れ、最高級のウールとされています。衣類、紳士服、毛布などの他、羊毛フェルトでも主に利用される。繊維が柔らかいのでニードルで刺しても固まりにく点はあります。
ロムニーイギリス現在はニュージーランドが主な産地です。メリノより太く硬めの繊維で、カーペットの素材としてよく利用されます。羊毛フェルトでは、硬めですがニードルで刺したときのまとまりがよく、初心者には扱いやすいといわれています。
コリデールニュージーランド原産のニュージーランドが現在でも主な産地です。メリノとロムニーの特徴の間くらいの毛質で羊毛フェルトでも扱いやすいとされています。

羊毛フェルトの材料として購入するときには、「ウール100%」とか「ウール90%ナイロン10%」とウールの詳細については表記がない場合が多いかもしれません。

しかし、専門店での購入では自分の好きな毛質を選んで購入することもできるので、作品の毛質にとてもこだわって作りたい場合は、羊毛フェルトの専門店のページなどを確認してみるのもいいですね。

ウール以外

今回ご紹介の動画では、アクリル毛糸を利用してとても可愛いプードル犬を作成されています。コメント欄を見ると、「安いアクリル毛糸を利用」「太い毛糸をほどいて利用」とありました。

羊毛100%ではあまり見かけませんが、アクリルやポリエステルの入った毛糸では最初から縮れ加工がされているものもあります。

作りたい作品に合わせて、毛糸を探したり、ウール以外で作ってみたりと様々な工夫ができそうですね。素材選びももっと探求してみたいものです♪