桜の花びらをモールドなしで仕上げる方法です♪
レジンの制作には、モールドを使う場合も多いと思います。でも、この作品のようにモールドなしで仕上げていく方法もあります。とても丁寧に解説されているので、ぜひ、動画を楽しんでいただけたらと思います。
今回は、まーうえさんの動画をご紹介します。レジンで作ったやわらかな雰囲気の桜のイヤリングです。ゆれる花びらがとても素敵な作品です。
さらに、このページでは、モールドなし既成のレジン枠なしでレジンの作品を作る方法をいくつか紹介したいと思います。
マスキングテープを利用する
今回のようにワイヤーで枠をつくり、マスキングテープの上で加工していく方法があります。マスキングテープの弱い粘着力は、硬化した後のレジンから簡単にはがすことができます。
マスキングテープは、元は家や車の塗装のときに、余分な部分へはみ出ないように使われていました。今では、さまざまな柄のついたマスキングテープが発売され、アルバムのデコレーション、包装、壁に穴を開けないポスター貼り、手帳やメモなどさまざまな場所で活用されています。
レジンでの利用もしやすく、形を作ったワイヤーに貼り、それを土台としてレジンを塗っていくことができます。マスキングテープは幅数ミリ~10cm以上と大きさも豊富で、作りたい作品に合わせて購入できます。
また、紙素材で柔らかいので、ワイヤーに合わせてカーブさせることができることも魅力です!
マスキングテープがうまく取れない、粘着がのこってしますなどのトラブルがあったときはどうしたらいいかな?
A : 粘着残りには、除光液で拭き取りできます。
A : 粘着力はメーカーや製品で異なります。mt製がおすすめ♪
A : マスキングテープを剥がした側にもレジンコーティングするときれいです。
A : 紙製のものを使います。ビニール製のものはやめましょう。
クリアファイルを利用する
レジンを載せる台として、クリアファイルを利用する人も多くいます。クリアファイルのPPは硬化していたレジンがペリっと剥がれるので、利用しやすいです。
ただ、クリアファイルとレジン液の相性はあるようで、中にはレジン液がはじかれてしまう場合もあるようです。事前にテストをしておきましょう。
レジンのパーツ置きには耐震ジェルマットが活躍!
レジン液をそのまま塗ることはできませんが、作ったパーツの固定や置き場に、耐震ジェルマットがよく使われます。切ったクリアファイルの上に耐震ジェルマットを置き、その上にパーツを置くと、うまくくっつき、程よいホールド具合で、上の面を加工しやすくなります。
下の写真は、ブルーの耐震ジェルマットですが、できれば透明のものがよいですね。