レジンにドライフラワーを使うときのコツ
今回ご紹介した動画は、UVレジンハンドメイドチャンネルさんのドライフラワーの入った素敵なネームキーホルダー作品です。お花が華やかな雰囲気を作っていて、目立つこと間違いなし!金色のイニシャル、ビーズの色合いなどと合わさって、とても上品なアイテムになっています。
レジン作品にお花を利用してみたい!という人はたくさんいると思います。そんな方へ、今回は、レジンに利用できるお花についてまとめます。
レジンとドライフラワー
レジンは、硬化するときに熱を発するため、生花を使うことはできません。
というのも、生花を利用すると、熱で色素が抜けてしまいます。また、生花はレジンの中でも枯れていくため、時間経過とともに変色し、茶色くなってしまいます。元の美しい生花の状態を維持し続けることはできません。
レジンに花や葉を使いたいときには、ドライフラワーかブリザーブドフラワーを利用しましょう。ドライフラワーには、さまざまなものがあり、色が鮮やかに残っているものがたくさんあります。また、着色されているものもあります。長年経過をすると色の変化や劣化は多少ありますが、生花にくれべて十分に長い期間美しさを保つことができます。
特に、「レジン用」「レジン対応」の表記のあるドライフラワーは、レジンに封入したときに劣化しにくい加工がされているようです。ドライフラーの一種である押し花を利用するのもいいですね。
ドライフラワーを利用するとき、空気が入ってしまうことが時々あるようです。そんな時には、ドライフラワーだけを先にレジンコーティングして、その花をレジン液の中へ入れていくとよいようです。工夫して作品作りにチャレンジしていきましょう。
レジンとブリザーブドフラワー
みなさんは、ブリザーブドフラワーはご存じですか?ブリザーブドとは英語で「保存している」という言葉で、お花から水分・色素を抜き、長期保存するための保存液や染料液をお花の内部に浸透されることで、長期保存ができるようになったものです。生花の姿はそのままなので、本物の花と間違えそうなほどです。
レジンにブリザーブドフラワーを利用することもできます。ドライフラワーよりも生花に近い見た目であり、ドライフラワーよりも長期の風合い維持ができるといわれています。
ただ、難点なのは、加工に手間がかかるため、ブリザーブドフラワーは高価になりやすいです。100均でドライフラワーはいくつか種類が売られていますが、ブリザーブドフラワーは小さなものが極わずかだけあるようです。よく見て、ブリザーブドフラワーを見つけたときには購入し、チャレンジしてみるのもいいですね!
下の写真は、ブリザーブドフラワーの写真です。薔薇の花はまるで生花のようですね!いつか、ブリザーブドフラワーのレジンにも挑戦してみたいものです。ただ、大きな花のままレジンに固めるのは難しようなので、まずは、小花や花びらからのチャレンジですね♪